【初めての富士登山に挑戦】持ち物や料金などの基本情報やおすすめツアーをご紹介【心解き放つ旅】

明日の乾癬 by UCBCaresが提供する「暮らしのヒント」では、VELTRA（ベルトラ）とコラボレーションし「心を解き放つ旅」をテーマに、ポジティブマインドになれるお薦め旅行先をセレクトしてお届けします。今回の旅は「【初めての富士登山に挑戦】持ち物や料金などの基本情報やおすすめツアーをご紹介」です。

今年こそは富士山に登ってみたい！富士山からご来光を見てみたい！と考えている方も多いはず。富士登山という大きなチャレンジに不安はつきものですよね。この記事では、富士登山をする上で重要になる基本情報や初心者の方に安心の登山ガイド付きツアーをご紹介します。

五合目～山頂の登山道は夏季のみ開山されており、冬季は閉鎖しています。ただし、残雪状況や天候により、開山期間は変動する場合があり、ルートによってもその期間は異なります。また、週末やお盆期間は大変混雑しているため、自分のペースで歩きたい方、休憩をしっかりとりたい方は混雑回避のために平日の参加がおすすめです。

～開山期間～
吉田ルート：7月1日 〜 9月10日頃
須走・富士宮・御殿場ルート：7月10日 〜 9月10日頃
※状況により日程は変動する場合がございます。最新情報は公式サイトも合わせてご確認ください。

富士登山にかかる費用は、交通費、食費、宿泊費、入山費など。山小屋でクレジットカードが使える場所は一部のため、 基本的に現金を持ち歩きましょう。また、山小屋のトイレを利用の際も200～300円のチップ制となっていますので、小銭は多めに準備しておいてくださいね。

～各費用の目安～
交通費：登山口の山麓駐車場 1,000円、山麓～5合目間往復バス2,000円
入山費：1,000円
山小屋での食費：飲み物400円～、カップラーメン400円～、ビール600円～、うどんなどのご飯類1,300円～*標高により金額は変動します
山小屋宿泊費：素泊まり5,000～7,000円、2食付き8,000～10,000円 *大部屋利用の場合

初めての富士登山において、なにから集めたらいいかわからない方も多いのでは？ご来光の時間帯の山頂の気温は0～5℃のため、富士登山において服装や持ち物は重要な要素の一つです。すべて集めると5～10万円程度の費用もかかってしまうため、心配な方や登山初心者の方は登山グッズレンタルも検討するといいでしょう。

～これだけは揃えるべき基本装備～

• 長袖シャツ
• 速乾インナー
• トレッキングパンツ（スパッツ）
• 帽子
• 歩きやすい靴（トレッキングシューズがおすすめ）
• ヘッドランプ
• フリースなどの防寒具
• ザック（30L前後）
• 雨具
• 飲み物（最低1L）
• 小銭
• 行動食
• ティッシュペーパー
• タオル

富士山の北側、山梨県から山頂を目指すルート。スタート地点から山頂までの標高は約1,400mで、富士スバルライン五合目より出発します。特徴としては、登りの登山道に山小屋が多く、登山客の半数以上の人が吉田ルートを利用します。

～登山道施設情報～
五合目～六合目 ：富士山安全指導センター、仮設トイレ
六合目～七合目：七合目救護所、山小屋7軒（トイレ利用可）
七合目～本八合目：八合目救護所、山小屋6軒（トイレ利用可）
※下山道は登りルートと異なり、下山専用道路を利用します。八合目下江戸屋（江戸屋）から七合目までは山小屋はありません。事前に山頂のトイレを利用しましょう。

富士山の南側、静岡県富士宮市から山頂を目指すルート。スタート地点から山頂までの標高は約1,300mで、富士宮口五合目より出発します。特徴としては、スタート地点の標高が最も高く、 短い距離で山頂にたどり着くことができます。

～登山道施設情報～
五合目～六合目：富士山総合指導センター、公衆トイレ、売店・食堂、山小屋2軒
六合目～山頂：衛生センター、山小屋（新七合目～九合五勺に各1軒ずつ、トイレ利用可）

富士山東側、静岡県小山町から山頂を目指すルート。スタート地点から山頂までの標高は約1,700mで、須走口五合目より出発します。特徴としては、樹林帯が広がっているため、日中は日差しから守られますが、夜間は見通しが立たないため、注意が必要です。しかし、樹林帯を抜ければご来光や影富士が見えやすい絶景ポイントが待っています。

～登山道施設情報～
五合目：須走口五合目観光案内所、公衆トイレ、総合案内板、売店
六合目～本八合目：山小屋（六合目～八合目に各1軒ずつ、トイレ利用可）

富士山の南東側、静岡県御殿場市から山頂を目指すルート。スタート地点から山頂までの標高は約2,250mで、御殿場口新五合目より出発します。特徴としては、他ルートと比べて山小屋が少なく、最も登山客が少ないため、混雑を回避することができます。ただし、目標物が少ないため、夜間の登山には注意が必要です。

～登山道施設情報～
新五合目～大石茶屋：公衆トイレ、御殿場口新五合目臨時観光案内所、売店
大石茶屋～七合目：山小屋1軒（トイレ利用可） *2021年6月時点休業中 七合目～山頂：山小屋3軒（トイレ利用可）

富士登山において、最大のハイライトはやっぱりご来光。ご来光とは山頂や高山で望む日の出のことで、富士山から眺める神秘的な光景は一生に一度は見ておきたい絶景です。山頂からのご来光ももちろん可能ですが、道中は大変暗く、苦しい道のりになるため、初心者の方は山小屋周辺からのご来光鑑賞をおすすめします。また、ご来光前にはあっという間に場所取りで混雑してしまうので、事前にトイレを済ませてくださいね

富士山の山頂をぐるっと一周するお鉢巡りでは、日本の最高標高点3,776mの剣ヶ峰へ行くことも可能です。山頂に到達した人のみご覧いただける、360度のパノラマビューは必見です。山頂の気圧は地上の3分の2のみで空気も大変薄いため、体調が悪化しやすくなっています。一周90分ほどかかりますので、具合が悪くなったらすぐに下山しましょう。

～基本データ～
距離：約2,600m
時間：約90分
標高：約3,650～3,776m

～道中の人気立ち寄りスポット～

• 久須志神社
  吉田口登山道の山頂。ご来光の鑑賞スポットとして人気を誇る。
• 銀明水
  御殿場口の山頂。地下水が湧き出る不思議なパワースポット。
• 富士山山頂郵便局
  山頂にある郵便局で、実際に手紙を出すことも可能。（営業時間：7月第2土曜日～8月第4日曜日、6:00～14:00）
• 剣が峰
  日本の最高標高点3,776mの場所。石碑が設置されており、ここで記念撮影をするのがお決まり。

初心者でも安心のベテラン登山ガイド付き富士登頂1泊2日ツアー。新富士駅より送迎あり。ファミリープラン、50歳以上限定プラン、女性限定プラン、プライベートツアーなど体力やグループに合わせてプランの選択が可能です。ご来光はもちろん、ご希望の方はお鉢巡りも可能。例年早くに満席となってしまうため、ご予約はお早めに。

https://www.veltra.com/jp/japan/yamanashi/a/130216

新宿、東京、船橋、横浜の4つの出発地が選べる富士登山バスツアー。バスツアーの最大の魅力はやっぱり価格。11,300円～参加することが可能です。山小屋指定が可能なプランからフリープランまで、それぞれのスタイルによってプラン選択が可能です。また、初心者に嬉しい、登山グッズレンタルオプションもあり。温泉入浴付きのツアーなら、疲れた身体を癒し、さっぱりしてから帰ることができます。

https://www.veltra.com/jp/japan/tokyo/a/169020

https://www.veltra.com/jp/japan/tokyo/a/134798

愛知県名古屋・金山発富士登山バスツアー。ご来光にこだわりたい方におすすめの八合目指定プランなので、混雑する時間帯に効率よくご来光スポットへ到着することができます。普段登山をしない方でも気軽に参加ができる、登山グッズレンタルオプションもあり。下山後は河口湖又は山中湖での富士山が見える絶景温泉で富士山を外からでも楽しめます。

https://www.veltra.com/jp/japan/aichi/a/169031

人生に一度は富士登山にチャレンジしてみたい方、なにか大きなことを成し遂げたい方、最高峰から日本の絶景を楽しみたい方、今年こそは富士登山に挑戦してみてはいかがでしょうか？山頂にたどり着いた時には想像以上の心揺さぶる体験ができるはず。ひとり参加にもおすすめな登山ガイド付きプランやフリープランなど、それぞれのスタイルに合った富士登山ツアーを見つけてみてくださいね。