自分の「好きな香り」で、心も身体もリラックス。 アロマとはじめる、心地よい暮らし

自分の「好きな香り」で、心も身体もリラックス。

明日の乾癬 by UCBCaresが提供する「暮らしのヒント」では、@aroma(アットアロマ)とコラボレーションし、自分の「好きな香り」で、心も身体もリラックス、アロマとはじめる心地よい暮らしの提案をお届けします。今回は「自分の『好きな香り』で、心も身体もリラックス。アロマとはじめる、心地よい暮らし」です。

ラベンダーやオレンジなど、香りにはリラックスやリフレッシュなど、さまざまな機能があるとされています。気分に合った香りや自分の好きな香りに包まれると、気持ちが落ち着いて心地よく過ごすことができるそうです。そんな香りの力を借りて、快適な暮らしをはじめてみませんか? そこで、香りの空間プロデュースを行う@aroma(アットアロマ)の武石さんより、アロマの基本の「き」を教えていただきます。香りがもたらす作用や初心者向けの香りの選び方、取り入れ方を学んで、毎日の暮らしをより心地よいものにしていきましょう。

香りがもたらす、心と身体のリラックス・リフレッシュ

香りは私たちの心と身体にどのように関係して、変化をもたらしてくれるのでしょうか?

植物の芳香成分である天然のエッセンシャルオイル(精油)を使って、美容や健康に役立てる自然療法のことを「アロマセラピー」と言います。リラックスできる香りといえば、ラベンダーが有名なように、植物によって香りや持っている機能が異なり、その機能が私たちの心と身体に働きかけてくれます。香りは植物のどこから抽出されたかによって、果実、花、葉、木の4つに大きく分類されます。(武石さん)

<抽出別に見る、4つの香りの分類>

果実の香り(オレンジやレモンなど)…フレッシュな香りで、気持ちを明るく。

花の香り(ローズやカモミールなど)…濃厚でラグジュアリーな香り。リラックスしたい時に。 葉の香り(ペパーミントやユーカリなど)…スーッとした清涼感のある爽やかな香り。集中して作業したい時やリフレッシュしたい時に。

木の香り(ヒノキやサンダルウッドなど)…森林浴しているような清々しい香り。リラックス・リフレッシュしたい時に。

これらの香りがどのように私たちの心と身体に働きかけるのか、そのカギを握っているのが嗅覚です。五感の中でも嗅覚は、“考える脳”ではなく“感じる脳”と言われる大脳辺縁系にダイレクトに働きかけると言われています。大脳辺縁系はホルモンの分泌や免疫をつかさどり、記憶や感情に密接に結びついているため、「この香りは何だろう」と考える前に直感的に感じて、気分がリフレッシュできたり、元気になるそうです。(武石さん)

その日の気分に合わせて選ぶ、おすすめの香り

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次に、その時の状況や気分に合う、おすすめの香りや選び方を教えていただきましょう。

初心者の方は、1種類の香りのみだと強く感じたり、その原料の印象を頭で考えてしまうため、数種類をブレンドするのがおすすめです。いくつかの香りをブレンドすることで、嗅ぎやすい香りになったり、それぞれの香りが持つさまざまな機能のいいところを楽しめます。たとえば、単品では苦手と感じる香りには、オレンジ、グレープフルーツなど柑橘系をブレンドすることで、なじみやすい香りに近づきます。まずは、自分が心地よいと感じる、好きな香りを知ることからはじめましょう。(武石さん)

<リラックスしたい時>

・オレンジ…甘く爽やかな、なじみやすい香り

・ゼラニウム…ローズのようなグリーンフローラルな香り

・イランイラン…エキゾチックな印象の濃厚で甘い香り

「リラックスしたい時には、華やかで非日常的な雰囲気が演出できる花の香りをベースにするのがおすすめです。花の香りをもう少しすっきりさせたいと感じた時には、ミントやユーカリを加えるのも◎」(武石さん)

<ぐっすり眠りたい時・寝つきが悪い時>

・ラベンダー…穏やかで心地よいフローラルハーブの香り

・シダーウッド…爽やかな甘さが溶け込むウッドの香り ・サンダルウッド…白檀(びゃくだん)の香りとして親しまれる、爽やかで甘い香り

「ウッド系の香りは安心感を与え、静かに自分と向き合って眠りへと導いてくれるような香りです。ラベンダーは単品だと苦手という方が多いですが、柑橘系のオレンジや、ベルガモットをブレンドすると穏やかな香りになります。華やかな花の香りが好きな方は、リラックス作用が期待できるマジョラム・スイートやローズもおすすめです。」(武石さん)

<仕事や作業に集中したい時>

・ローズマリー…みずみずしく、シャキッとした刺激を感じる香り

・ペパーミント…爽快な清涼感に溢れたクリアな香り

・ユーカリ…透明感のあるクールでシャープな香り

「集中したい時には、スッキリ、さっぱりしたリフレッシュ系の香りがおすすめです。どれも単品だと少し強く、クセのある香りですが、グレープフルーツやレモンをブレンドすると穏やかな香りに。ペパーミントには、ゼラニウムを加えることですっきりのなかに、華やかな奥行きが生まれます。」(武石さん)

<気持ちを明るくしたい時>

・レモン…フレッシュで爽やかな香り ・グレープフルーツ…フルーティで爽やかな甘酸っぱい香り ・オレンジ…甘く爽やかな、なじみやすい香り

「シャキッと気持ちをリフレッシュするには、柑橘系がおすすめ。万人受けする親しみのある香りでリフレッシュ&リラックス。みんなを笑顔にしてくれそうです。」(武石さん)

<緊張をほぐしたい時>

・ベルガモット…気品と落ち着きのある、穏やかなシトラスの香り ・カモミール…リンゴのようなフルーティーで甘みのある香り

「ベルガモットは、気持ちがふさぎ込んでしまっている時や、緊張しているときに嗅ぐと、リラックスしながら、気分を上げてくれる作用が期待できます。カモミールは“お母さんの精油”ともいわれるほど、作用が穏やかで馴染みやすい香りです。」(武石さん)

マグカップやハンカチ活用も。アロマを手軽に取り入れる方法

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実際に暮らしの中では、どのようにアロマを取り入れればよいのでしょうか? 初心者でも手軽にはじめられる方法を教えていただきます。

一番、手軽なのはお湯を入れたマグカップに、お好みのエッセンシャルオイルを数滴垂らして、湯気と一緒にその香りを広げて楽しむこと。ハンカチやティッシュなどにエッセンシャルオイルを垂らして、枕元やデスクに置くのもおすすめです。旅先などでも楽しめます。 最近は香りが付いたアロマシールも販売されているので、マスクに貼ったり、名刺入れに忍ばせて香りを楽しむこともできます。

ディフューザーは、車の中で使うものやエッセンシャルオイルのボトルごとセットできるものなど、さまざまなタイプがあります。ライフスタイルや使う場所に合わせて、自分好みのものを選んでみてくださいね。(武石さん)

いかがでしたでしょうか? アロマは私たちの心と身体に、心地よい変化をもたらしてくれます。ちょっと気持ちが落ち込んでいるな、ストレスフルだなと感じた時は、お好みの香りに包まれてリラックスした時間を過ごしてみましょう。生活の中に上手にアロマを取り入れれば、いつもより少し前向きに、明るい気持ちで毎日を過ごせるようになるはずです。

@aroma

@aroma(アットアロマ)は、エッセンシャルオイルやアロマオイルを活用した空間プロデュースをはじめ、アロマ製品やディフューザー開発、コンサルティング、各種アロマスクールの運営まで展開するブランド。香りの空間をもっと身近に、そして新しい香り文化を世界中に発信しています。

PROFILE

武石紗和子さん

アロマ製品の開発から香りのある空間プロデュースまで、トータルで提案する
@aroma(アットアロマ)にて、D2C営業部のマネージャー兼、アロマ空間デザイナーとして活躍中。

本記事の内容(製品・サービス)に関する、お問い合わせにつきましては、該当する記事の企業(https://www.at-aroma.com/)へご連絡ください。

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