季節と乾癬<春>|乾癬基本知識コラム|みんなの乾癬物語【明日の乾癬 by UCBCares】

乾癬基本知識コラム

季節と乾癬<春>

4月

治療費が心配…学ぼう!医療費

乾癬の治療は、患者さんの状態によって治療方法や治療薬が異なります。「高額療養費制度」や「付加給付制度」をはじめとしたさまざまな制度について理解し、ご自分の希望する治療を行える環境を整えられるように、お住まいの地域にある役所や病院のソーシャルワーカーに相談しましょう。

4月

お酒を飲む機会が増える季節! お酒を飲んでも大丈夫?

乾癬になったらお酒を飲んではいけない、ということはありません。だからといって、羽目をはずすことは禁物です。お酒の飲みすぎは、かゆみが強くなることもあります。また、食生活の乱れにより高血圧や糖尿病、高脂血症や肝機能異常などのリスクを高め、肥満につながります。肥満は乾癬の症状を悪化させると考えられているため、週に最低2日程度の休肝日を設け、適度な飲酒を心がけることが大切です。日増しに暖かくなり、心が弾む季節。春の恵みは、少量のお酒とともに楽しみましょう。

5月

5月病? ストレスが乾癬に与える影響とは?

年度初めであわただしい4月を乗り切って、ゴールデンウィークを終えた頃、それまで気が張っていた反動から、心が疲れてしまう方もいるのではないでしょうか。乾癬の症状は、ストレスからも影響を受けます。とはいえ、ストレスをまったく感じないで生活することは、なかなか難しいため、1日の中にリラックスできる時間をつくりましょう。病気により気分が落ち込むこともあるかと思いますが、軽い運動をしたり、趣味を見つけるなど、気分転換を大切にしましょう。

5月

日光浴のススメ

新緑がまぶしくなり、夏のはじまりを感じる5月。
そんな晴れた日には、日光浴をして紫外線を浴びるようにしてみましょう。過度な日焼けには注意が必要ですが、紫外線は乾癬の治療(光線療法)にも用いられています。紫外線の種類の中でもUVA(長波長紫外線)やUVB(中波長紫外線)と呼ばれる紫外線には免疫のはたらきを弱めたり、炎症を抑えたりする作用があります。体の中でビタミンDがつくられるのを助けているのも、紫外線です。ビタミンDには皮膚の新陳代謝を抑えたり、免疫システムが敏感になりすぎないよう調整したりするはたらきがあります。
ベランダや庭などで、日光浴をしてみてはいかがでしょうか。

6月

皮膚が良くならないし、梅雨だし気分は憂鬱…。治療を見直すタイミングは?

毎日のように雨が降り続く梅雨は、気分がふさぎがちになる季節です。乾癬の症状が良くならないと、ますます憂鬱になる方もいるでしょう。治療をしばらく続けているのに効果がみられにくい、今の治療方法に不安があるなど、疑問に思ったときは必ず主治医に相談し、一緒に治療方法を見直してみましょう。
また、説明の理解が難しい場合には、わかるまで聞く勇気も必要です。

6月

これから夏本番!強い紫外線には注意しよう!

梅雨が明けると、本格的な夏のはじまりです。
紫外線は乾癬の炎症をやわらげてくれますが、強い日差しを急に浴びると乾癬の悪化が引き起こされることがあり、逆効果となる場合があります。日光浴をする際には、服装や時間帯に気をつけるようにしましょう。外に出て肌を直接、太陽にさらすのが不安な方には、ガラス越しに日差しを浴びる方法がおすすめです。
日光浴をする前もした後も、肌の状態に変化がみられたり、心配なことがあったら、必ず主治医に相談しましょう。

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