
1月
自分の状態を数字でみてみよう!
乾癬の治療方針を決定するうえで、重症度や患者さんのQOL(Quality Of Life:生活の質)の評価は大切です1)。皮膚症状の重症度を自己評価するself-PASIや皮膚疾患のQOLを評価するDLQI、関節症性乾癬(乾癬性関節炎)の悪化や早期発見を目的としたPASEなどさまざまな乾癬スコアが使用されています2)。症状を数字でみることは、病状を客観的に評価することができ、治療の経過を確認しやすくしてくれます。ご自分の状態を把握するためにも定期的に行うようにしましょう。
1)大久保ゆかり ほか.日皮会誌. 2007;(117)14: 2495-2505.
2)福地修,中川秀己. 診る・わかる・治す 皮膚科臨床アセット10 ここまでわかった乾癬の病態と治療. 2016; 64-70