乾癬治療の流れ 診断~治療を始めるまで| 乾癬治療【明日の乾癬 by UCBCares】
専門医に聞く乾癬治療
お話を聞いた先生はこちら
医療法人社団 廣仁会
札幌皮膚科クリニック 院長
受診〜診断まで
受診〜診断まで
ひとくちに乾癬といっても、大きく5つのタイプに分類されます。これらは、治療法や予後を考えるうえで極めて重要です。
また、皮疹が典型的ではなく、他の皮膚疾患との鑑別が必要な場合には、⽪疹の⼀部を採取し、顕微鏡を⽤いて病理組織学的に診断することもあります。しかし、通常は皮膚科専⾨医にとって、それぞれに特徴的な⽪疹や症状から「乾癬」と診断することは難しくありません。ぜひ、お気軽にご相談ください。
お住まいの近くの皮膚科専⾨医は、「公益社団法⼈ ⽇本皮膚科学会」ホームページで簡単に知ることができます。ホームページ上の「専⾨医をさがす」をご利用ください。「皮膚科専⾨医」と聞くと、「敷居が⾼い」と感じたり、「乾癬じゃなかったらどうしよう」「間違っていたら」などと思ってしまうことがあるかもしれません。そもそも乾癬でなくとも、皮膚に何らかの症状がある場合には、その時点で健康な皮膚ではない可能性があります。乾癬でなかったとしても、他の⽪膚疾患が見つかることもあります。現実に、乾癬と思って受診された方が、皮膚のリンパ腫であったことなど、枚挙にいとまがありません。乾癬と診断されれば、すぐに治療を開始することも十分可能です。
また、受診に際し、「何をどう話せばよいのか、何か準備していかないといけないのでは」と⾝構えてしまうかもしれませんが、思うまま⾃由にお話しいただいて結構です。「⼤事なことを⾔い忘れてしまいそうで不安だ」ということでしたら、メモに書き留めておくのはとてもよい方法です。また、診察はあくまでコミュニケーションですから、一回の診察の際に欲張って“あれも聞きたい、これも聞きたい”では、皮膚科専門医も一番お困りの問題点を見つけにくくなるものです。乾癬は皮膚科専門医と共に治していく疾患ですから、焦らず順序立てて、その時最も知りたいことを聞くといいでしょう。
まずは、乾癬の早期発⾒・早期治療のためにも、「発疹がいつまでも治らない」「フケがたくさん出る」「⽖がボロボロ」など、少しでも気になる症状があれば、「ちょっと相談してみよう」という気楽な気持ちで、皮膚科専⾨医を受診してください。
お住いの近くの皮膚科専門医を探す
すすめたいと思う度合を0-10で表して下さい